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祇園祭始まる

7月に入り、昨日から町のそこかしこで祇園祭に向けでお囃子の練習が始まりました。

祇園祭は7月1日~5日ごろ、各山鉾町がそれぞれのご神体を祀って八坂神社から招き祭りの無事を祈願する「切符入」から始まり31日の疫神社夏越祭まで1ヶ月間続きます。1年の中で最も京都が熱くなるのが7月ではないでしょうか。

店主夫婦はもちろん何度も宵山や山鉾巡行に訪れたことはありますが、今年は店舗を構えた木賊山町が山町のため、今までとは全く違った1ヶ月になりそうです。何事も良い経験と、町内の皆様に教えを請い、ご迷惑にならないよう注意しながら、できる限りのお手伝いをしたいと思っています。

玄関先の粽も1年の役目を終えるので八坂神社にお返しし、また新たなものをつるします。
神仏習合の神で八坂神社の主祭神ともされる牛頭天皇に一晩の宿を提供した蘇民将来のお話にちなんで「蘇民将来の子孫なり」と書かれた紙が付いている粽には厄除けの意味があります。宿のお礼に牛頭天皇が蘇民とその子孫を災いから守ると約束されたからです。

京都人なら誰もが知っている粽ですが、府外から来られるお客様には大変興味深いお話のようです。

ちなみに各山鉾の粽にはそれぞれご利益があり、木賊山は迷子除けと再会とされています。
近年ではそれぞれ工夫を凝らしたグッズも販売されているので各山鉾町を回られる際の楽しみが増えたのではないでしょうか。

14日の宵宵々山から16日の宵山の間は、当店も特別メニューでお客様のお越しをお待ちしております。

7月14日:15:00~22:00

7月15・16日:11:30~21:00

ご献立&お飲物 

  • 鏑矢まつ井酒肴3点セット(1650円)
  • お刺身各種
  • サッポロ黒ラベル生ビールほか日本酒、ソフトドリンクなど

そぞろ歩きのついでに鏑矢まつ井で水分補給と体力リチャージはいかかでしょうか。

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