二十四節気の芒種にあたる6月初旬、暦に沿って店主自宅近くの田んぼでは田植えが行われていました
日中は30度を超える日もありますが、夜になると一斉に蛙がなき、水面を渡る風はまだ若干冷気を帯びています。
お米は日本人にとってなくてはならない食材です。
おいしいお米でお料理は一層引き立ちます。そのため、よりおいしいお米を生み出すための品種改良は常に行われています。
当店では京都で栽培されている京式部米をお出ししております。
夏の高温にも強く、上品な甘みと適度な粘りが特徴です。そのモチモチ感を十二分にお楽しみいただくため、七分づきをご用意しました。
玄米の糠の層を7割削ったものですが、白米に比べて多くの栄養素を含んでいますし、ほんのり心地よい玄米の香りもします。お米一粒一粒をしっかり感じていただくように水分はやや少なめに炊いています。
お召し上がりいただいたお客様はその甘さに驚かれ、御代わりをされる方も珍しくありません。
ご来店の際はお食事の締めくくりにご提供する京式部米も存分にお楽しみください。